文字通り、作品の美術背景を制作するセクションです。
現在は、筆ではなく2Dペイントソフトを使用して背景作画を行っています。
3DCGの導入も積極的に進めており、シーンによってはゲーム用の開発ソフトも活用するなど、従来の技術と最新のデジタル技術を組み合わせた、新しい手法の開発にも取り組んでいます。

MAXON Computer Japan様のWEBサイトに、弊社美術部の
作品制作事例が掲載されました。
<J.C.STAFF: アニメ背景の効率化と新しい表現への取り組み>

・美術設定 
   作品に登場する建築物や風景を設定画として起こしたものです。実在する風景をロケハンして、参考にすることもあります。
・美術ボード
   美術設定に着色したもので、作品の色イメージのベースとなります。シーン毎の色変えボード(早朝、夕景等)も作成します。
・背景原図
   アニメーターが作成したレイアウトの内、背景に関する指示が描かれているものを背景原図と呼びます。美術スタッフが背景の下書きとして使用します。
・背景作成
   美術設定・BGボード、及び、背景原図を元にして、各カットの背景を作成します。
   2D背景 - 2Dペイントソフトを使用して背景を描画します。
3D背景 - 3DCGソフトを使用して建築物などの3Dモデルを作成し、背景原図に合わせて配置後、出力して2Dペイントソフトでレタッチを行います。


黒田 友範  2001年入社
【 美術監督代表作 】 『ヘヴィーオブジェクト』『ウィッチクラフトワークス』『とある科学の超電磁砲』他
弊社の美術部では最近の制作環境の変化に対応し、3DCGを導入することに力を入れています。背景スタッフ全員が2Dの絵を描くと共に、3DSMAXやCINEMA 4Dを使用した3D作業も同時に行えることを目指しています。最近の作品ではゲーム用の開発ソフトを使用した背景作成も行っています。その他にも様々なソフトを使用した背景作成に取り組んでおり、CG部とも連携しながら新しい背景美術の作り方を模索しています。

丹伊田 輝彦  2002年入社
【 美術監督代表作 】 『キルミーベイベー』『緋弾のアリア』『オオカミさんと7人の仲間たち』他
クリエイターとして優れているだけではJC美術部ではやっていけません。
チームとしてお互いにカバーしあいチームを通して強くなっていくこと。成長していくことが必要だと考えているからです。一人では作り上げることが出来ない、だからこそ仲間の力が必要になってくる。お互いに真摯に意見を自由に言い合える部署を目指して行きたいと思います。

備前 光一郎  2004年入社
【 美術監督代表作 】 『食戟のソーマ』『さくら荘のペットな彼女』他
元々は単純に楽しいから見ていたTVアニメですが、作品内で描かれる舞台世界の美しさと、30分の中のたった1枚でも強い印象を与えられる背景の力に魅力を感じ、この職種を目指しました。自分が感動した光と影の美しさや絵の中に入って行けるような広がりのある空気感を出して行けたらと考えています。
日々進化する映像表現に他部署と連携して取り組める環境にあるのは、社内に美術部が存在するJCの良いところだと思います。

柳原 拓巳  2009年入社
【 美術監督補代表作 】 『ヘヴィーオブジェクト』『ウィッチクラフトワークス』他
アニメにおいての背景美術とは、キャラクターが演技をする舞台を用意する仕事であり、ひいてはその作品の世界観を表現する仕事です。
登場人物達の立たされている状況を明確に伝えるというのが役割の一つですが、私たちは更にもう一歩踏み込んだ表現を求めて日々工夫を凝らしています。
近年は他部署との連携を図りながら3D技術を取り入れ、今までは難しかったシーンの表現などを目指しています。
◆ 廣瀬 義憲  1994年入社
【 作品歴 】 『一騎当千』『極上生徒会』『ゼロの使い魔』『灼眼のシャナU』『まじもじるるも』他
現在は美術部マネージャーとして美術部の運営業務を中心に、美術監督や設定にも従事しています。
この仕事を選んだのは、人と違うことがしたいという理由からです。背景は描き手の個性が100パーセント出るので、自分にはピッタリでした。しかも、毎日違うものが描けます。
同じ題材のBGでも同じ様に描く必要は全くありません。人と違うことをし、日々更新される方法で自由に絵を描くという贅沢が出来るこの仕事は、絵を描く者にとってはやめられない仕事です。



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